気管チューブの保持
- 2009年8月 8日 00:03
- 呼吸ケア
新病院ICUでは今の所、大きなトラブルはなく業務はできています。
が、広すぎて違う部署にいったらなかなか帰ってこれない![]()
(私もかなりの方向音痴です)
今までは、いかにこじんまりと楽だったかわかりました。
まるで、コタツのまわりにすべて物を配置していたかのようだった![]()
で、セミナーネタまだ残っていたので続きです。
今回は、気管チューブの保持についてです。
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気管チューブのテープ固定をやり直したり、挿管直後で固定を今から行うなどの状況において気管チューブの保持の仕方はとても大切です。
画像をClickすると大きな画像が表示されます。
なぜなら、固定位置が変わることで気管チューブの先端位置も変わってしまうからです。適正な位置が維持できなければ、換気障害につながります。
なので、気管チューブをテープなどの固定がない状況で保持するときは慎重にケアにあたりましょう。
心と時間の余裕をもって![]()
実際の保持の仕方ですが、スライドの写真を参照ください。
まず、保持するスタッフの立ち位置ですが、今回は患者さま(当ICUスタッフによる模擬患者です)の頭側に立っています。立つ位置は頭側が一番姿勢(重心)が安定しているので私はもっぱらこの立ち位置が多いです。
また、この立ち位置のメリットは患者さまが頭を万が一動かしてしまった場合、左右のどちらにでも対応がしやすいことです。私が行う場合、患者さまが動いた瞬間には、自分の両脇、前腕で頭を囲み、鎮静剤の追加やバッキングが収まるのを待つことがあります。めちゃくちゃ動くことが予想される場合は他スタッフの応援を呼ぶか、実施前から少し眠って頂くこともあります。
気管挿管直後の場合は、医師が頭元に立っているため、この位置には立てません。なので、医師に保持してもらいつつ、看護師がテープ固定することが多いです。
別に左右のどちらかに立って行うことも構いません。
大事だなと思うことは、立っている姿勢が不安定であったり、腰に負担がかかるようなしんどい姿勢だと、ハプニングには対応できないのではないかということです。ベッドの高さも調整が必要かもしれません。安全確保に努めましょう。また、自分の体も大事にしましょう。
普段、意識しないで行っていることを、振り返ってみましょう。
で、立ち位置で長くなってしまいましたが、次は気管チューブの保持の仕方です。
気管チューブを保持するときには、必ず守ってほしいことがあります。
それは、気管チューブを上から持つのではなく、下から保持し、顔との安定した接触面をできるだけ持つことです。
上から持つと、なぜダメなのかというと、つまむような形になり、不安定だからです。
気管チューブが上下に動きやすく、位置が容易に変わってしまいます。知らない方は是非デモでやってみてください。
なんでもどうにでも保持すればいいのではなく、「位置が変わらないように保持する」という目的が十分に果たせるような保持の仕方を追求しなければなりません。
当ICUではこのようなことをマンツーマンで徹底教育し、安全確保に努めています。
他の方法もあれば参考に情報提供いただきたいと思います。
また、ICUフロアではスタッフ同志が同時にこのような業務を行わないように声掛けを行い工夫しています。「今から~します。」と。
このシステムはとても良いなと思います。お互いの業務を把握し、何かあればすぐにヘルプできます。
では、また次回。
そうそう、はるさんの「ベルばら」は懐かしかったですね。
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