アセスメントが書けない理由 #2
- 2007年12月28日 06:00
- 看護記録
前エントリーの「
アセスメントが書けない理由 #1」に続いて,アセスメントが書けない,もう一つの理由。
アセスメントが書けない根本的なもう一つの理由。それは,看護問題・看護目標に妥当性がなく大きくズレている(ことが多い)から,アセスメント(問題や目標に対する評価)ができない。「この問題自体がずれている」あるいは「目標があっていない」と感じるから書けないのでしょう。実際とズレているから評価してもしょうがないと思ってしまうのではないのでしょうか?
ズレてしまうのは,NANDA看護診断の知識不足(教育不足)も否めませんが,それだけではないと考えています。「とりあえず,この疾患の患者さんには,この問題を立案しておけば」と思ってませんか?例えば,手術を受ける患者さんには『不安』というように。しかし,手術を受ける患者さん誰もが皆,『不安』であるとは限りません。『不安』についてはまた,別のエントリーで書こうと思います。
誰か1人が患者さんに,本当に必要なケアを意図を持って完璧にできるとしても,実際に患者さんのケアに関わるのは,その1人だけではありません。24時間いつでも,どの看護師であっても,患者さんにとって最適なケアを行うためのツール,その1つが看護問題や看護目標,介入計画なのです。
患者さんの状況や治療の方向性に変化が起こった場合は,それを含めて評価し,問題や目標を修正すれば良い。けれども最初から投げ出していたのでは何もできません
。
NANDA看護診断については,今後いろいろな人の力を借りながら,現場に生かせるように学習できる場を設けたいと思っています。また,それと同時に,このブログでもNANDA看護診断について私が書ける範囲で書いていこうと思っています
。私自身,まだまだNANDA看護診断について知識が不足しているので,私自身の学習を進めながら,それを共有できればと思っています。
しかし,先に書いたように,現状の問題はNANDA看護診断の知識不足だけではありません。「これに関しては,NANDA看護診断であろうがなかろうが,できるはずなのに
」と感じるところもあります。
1人1人が意識を持ちながら今できる範囲で,看護問題の妥当性を含む看護目標・看護計画の立案を。そうすれば,おのずとSOAP記録が書けるようになるし,それを実際のケアに繋げることができるのではないかと思います。
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